タラ・ダンカン 若き魔術師たち(下) (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
煉獄で悪魔に呪いをかけられ、ボロボロになったタラは、治療を受けるため、オモワ帝国へ向かった。はたしてタラは完全に治るのだろうか…。オモワ帝国での魔術の発表会。つぎつぎと行方不明になる子どもたち。戦いに疲れたタラは、ついにサングラーヴの要塞に捕まってしまった。タラと六人の仲間たちの命をかけた脱出がはじまった!フランスNo.1ファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
「仲間が危なくなるなら、私がサングラーヴに捕まる!」 怒りと共に強くなるタラの魔術。悪魔との壮絶な戦い! 強い絆で結ばれたタラと6人の仲間たちが、勇気と友情を持って闇の一族に立ち向かう壮大なファンタジー。
危険な関係 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「冬のソナタ」で大人気ぺ・ヨンジュン主演「スキャンダル」の原作。
あの女性を、自分のものにしてみせる――。奔放な愛と性のゲームに明け暮れた、最後のフランス貴族文化の爛熟と退廃を通して、エゴイズムと献身、人間の心の闇と普遍的な真実の愛の形を描く、不朽の名作。
内容(「BOOK」データベースより)
十八世紀、頽廃のパリ。名うてのプレイボーイの子爵が、貞淑な夫人に仕掛けたのは、巧妙な愛と性の遊戯。一途な想いか、一夜の愉悦か―。子爵を慕う清純な美少女と妖艶な貴婦人、幾つもの思惑と密約が潜み、幾重にもからまった運命の糸が、やがてすべてを悲劇の結末へと導いていく。華麗な社交界を舞台に繰り広げられる駆け引きを、卓抜した心理描写と息詰まるほどの緊張感で描ききる永遠の名作。
茶色の朝 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
心理学者フランク・パヴロフによる反ファシズムの寓話に、ヴィンセント・ギャロが日本語版のために描いた新作「Brown Morning」、哲学者高橋哲哉のメッセージが加わった日本だけのオリジナル編集。
内容(「MARC」データベースより)
突然「茶色のペット以外は飼ってはいけない」という法律ができたことで起こる変化を描いた反ファシズムの寓話。フランスのベストセラーにオリジナルの絵と解説を加えた日本版。
昨日 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、異邦にて工場労働者となる。灰色の作業着を身につけ、来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に残された最後の希望は、彼の夢想のなかにだけ存在する女リーヌと出会うこと…。傑作『悪童日記』三部作の著者が、みずからの亡命体験をもとに幻想と不条理を交えて綴る不可能な愛の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クリストフ,アゴタ
1935年ハンガリー生まれ。1956年のハンガリー動乱の折りに西側に亡命して以来、スイスのヌーシャテル市在住。1986年にパリのスイユ社から世に送り出したフランス語の処女小説『悪童日記』によって一躍脚光を浴び、その後、続篇の『ふたりの証拠』(88)、『第三の嘘』(91)を発表して三部作を完成させ、力量ある第一級の作家としての地位を確立した
堀 茂樹
1952年生、フランス文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抄訳版 失われた時を求めて〈3〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
第五篇『囚われの女』、第六篇『逃げ去る女』、第七篇『見出された時』より。どこまでも際限なく伸びているのだ―――<時>のなかに。誰もが容易にこの大作に近づけ、プルーストを読む快楽を味わえる全三冊。
内容(「BOOK」データベースより)
アルベルチーヌと暮らしはじめた語り手は、彼女がレスビアンではないかと疑い、嫉妬に苦しむようになる。ある日、突然に彼女は姿を消し、やがてその死が伝えられる。第一次世界大戦が始まり、社交界の地図は塗り変わってゆく。戦後、あるパーティに出かけた語り手は、人々の上に刻印された“時”の啓示に胸を打たれ、“時”をテーマにした作品の執筆を決意するのだった。
太陽の王ラムセス〈3〉カデシュの戦い (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ファラオとなって四年、二十七歳の青年王ラムセスは自然を超えた類稀なる力をそなえ、民から深く敬愛されていた。だが、平和は長くは続かない。西アジアの強国、宿敵ヒッタイトが遂に牙をむいたのだ。蛮勇を誇るヒッタイト軍の襲撃は酸鼻を極めた。風雲急を告げ、戦闘準備を急ぐラムセス。二万の大軍を率い、エジプトの命運を懸けてファラオが起ちあがった。張り巡らされた敵の罠、そしてヒッタイトの諜者と手を結ぶ兄シェナルの策謀…。ラムセスに奇跡は起きるのか。難攻不落の要塞、カデシュの砦で決戦の火蓋が切って落とされた!歴史に名高い死闘が幕を開ける、怒濤の第三巻。
太陽の王ラムセス〈5〉アカシアの樹の下で (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ラムセス在位二十一年目にして、エジプトはついにヒッタイトと和平を結び、富と繁栄を謳歌する平穏の時を迎えた。この平和を揺るぎないものとするために、ラムセスはヒッタイト皇帝の要求を受け入れ、ヒッタイトの皇女をエジプト王妃として迎え入れることを決意する。だが、再び嵐の気配が漂い始めていた。自由の身となったウルヒテシュプがラムセスへの復讐の念に燃えていたのである…。肉親を、友を、そして最愛の人を亡くしたラムセス。やがて、世界最強のファラオといわれた“光の息子”ラムセスにも静かに老いの影が忍び寄ってくる。『太陽の王ラムセス』全五巻、ついに完結。
モンテ・クリスト伯〈4〉 (文庫)
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今も昔も復讐鬼の物語が人々の心を惹きつけてやまないのは、それが幸福と安寧に背を向けた人間の究極の姿だからであろう。世界の文学史上最も有名な復讐鬼、モンテ・クリスト伯。19世紀フランスの文豪、デュマが創造したこの人物もまた、目的を果たすごとに、底なしの泥沼へと一歩足を踏み入れていく。
本名、エドモン・ダンテス。マルセイユの前途有望な船乗りだった彼は、知人たちの陰謀から無実の罪で捕えられ、14年間の牢獄生活を送る。脱獄を果たし、莫大な財宝を手に入れたダンテスは、モンテ・クリスト伯と名乗ってパリの社交界に登場し、壮大な復讐劇を開始する…。
文庫本で7冊の大著である。物語に多少「できすぎ」の感もあるが、そんな懸念をすぐに吹き飛ばしてくれるほど波状に富んだ展開で、息をつく暇もなく読み通してしまう。フランス文学の大著といっても、机に向かって姿勢を正して読む、というよりは寝そべりながら読むうちについ夜更かししてしまう、というタイプの作品である。
何と言ってもこの小説の白眉は、伯爵の用意周到かつ執拗な復讐の過程である。着々と目的を遂行していく姿が、心理描写をいっさい排した文体で描かれ、後年のハード・ボイルド文学をも連想させる。
復讐の物語にハッピー・エンドはあり得ない。もしあるとすれば、主人公がどこかで「妥協」を見出す必要があろう。モンテ・クリスト伯が最後にどんな選択をするのかも、読みどころのひとつである。(三木秀則)
ペギー・スー(3) 幸福を運ぶ魔法の蝶 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
通称“魔女”のおばあちゃんの住む不思議な村にやってきたペギー・スー。そこには四百年も生きた巨大な蝶が舞い、世界一の幸せを運んでくるという伝説があった。しかし最近、雲に潜む何者かの攻撃で蝶が弱り果て、村には不幸つづきらしい。村を救う旅に出たペギーは、幸福の蝶を追って空から地底の隠れ家へ―。次々と現れる敵に、ペギー&青い犬が大奮闘!そしてついに、お化けとの最終戦争も!?スペクタクルな第三弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ブリュソロ,セルジュ
1951年パリ生まれ。SF、ファンタジー、推理、冒険、歴史などありとあらゆるジャンルで小説を書きこなし、フランスのスティーヴン・キングと称されるほど本国では大御所の作家。著作は過去140作近くにのぼり、ベストセラー作品は数知れない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈1〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
数十世紀もの年をへたワニは、故郷を捨ててナイルをくだり、海に出て十二本足のタコと恋仲になるのですが…苦いユーモアにみちた表題作ほか、奇想あふれる全四篇を収録。「二十世紀のラ=フォンテーヌ」ショヴォーが、最愛の息子ルノー君に語ったお話にみずから絵をつけた物語のシリーズ、第一弾。
内容(「MARC」データベースより)
十世紀もの年をへたワニは故郷をすててナイル川を下り、海に出て十二本足のタコと恋仲になるのですが…。にがいユーモアにみちた表題作ほか、奇想あふれる全4篇を収録。再刊。